必見!フリーのウエディングカメラマン梅田厚樹の結婚式撮影の拘りとは? 東京カメラ部2017 in ヒカリエ トークショー

東京カメラ部のトークショーでお話した内容をこちらにも記載させて頂きます。

テーマはwedding / family photoでした。


今回は合計4枚の写真をお見せしながらお話させて頂きました。



1枚目


12mm 超広角レンズを使用した、新宿都庁での後撮りロケーションフォト


いつも自分が行なっている、披露宴が終わってからそのままタクシーに乗って後撮りロケーションフォトから。


当日撮るというのは衣装も着ており、色んな条件が許せばすごく合理的。


この12mmの超広角レンズは、肉眼で見るよりも圧倒的に広く、自分の代名詞のようなレンズで、必殺技のようにたまに繰り出す。


他では決して得ることが出来ない圧倒的なインパクトがあり、かっこいい写真が撮れるが、広すぎるので画面を隅々まで見渡して、完璧な構図を作る必要がある。

よって、たまにしか登場しないが、はまると他には無い写真が撮れる。


この場所はとても暗くて手持ちでシャッタースピードが1/5で切っている。ISOは2500なので本当にギリギリの設定。(F5.6)


このように自分の好み全開好き勝手に表現をして、それを好きだと言ってくださって、喜んで頂けることが、本当に嬉しいことだなといつも思っている。


別カットはこちら

2枚目
ウエディングポートレート


スタイルチェンジをするたびに必ず撮っているウエディングポートレートから3枚。

花嫁の当日の姿はお気に入りのドレスやヘアメイク、アクセサリーなど拘りの塊。


その姿をちゃんとライティングをして、寄ったり引いたり、回転したり、いろんなパターンで100枚くらい撮っていく。


当日の姿がこんな風に残ることはふつうありえない。


なぜほぼあり得ないかと言うと、当日フォトをライティングをしっかりして撮るという事が、時間や場所の制限がきつく、かなり難しいから。


しかし、ちゃんとライティングされた写真は圧倒的に美しいので、最初は時間をこじ開けて撮り始めたら、とっても気に入ったので、以降頑張って時間を開けて、必ず撮影するようにしている。


特にお色直しのドレスは、再入場〜テーブルラウンド〜ご両親へのお手紙〜最後ご家族で一緒の撮影で終了なので、ちゃんとまともな写真に残らない。


それだとあんまりなので、自分は隅々まで最高のクオリティーで美しく記録して、自信を持ってドレスを脱いで欲しいと思っている。


特に後ろ姿のウエディングポートレートは、本人も見えないこともあり、毎回大好評で、インスタグラムなどのアイコンにして頂いている方を見るととても嬉しい。



3枚目
クレイジーウエディングの高砂



自分がいつも撮影をしているクレイジーウエディングの高砂から。

お二人のコンセプトから作り、その日の為に装飾を完成し、終わったら全て壊すので、

お二人やスタッフさんの想いを写真に残さなきゃいけないので、撮るものも多いしめちゃくちゃ大変。

とにかくスピードとクオリティーを両立させないといけない。何よりも普通の写真ではなく、センスが最重要。

ただ、時間が無かったから残ってませんというのは、絶対にあってはいけない。


この高砂でのラストカットも、披露宴が終わって、撤収する直前に最後に少しだけ時間を頂き、数枚撮ったうちの一枚。

これを見て3分くらいしか時間がなくて撮ったように思う人はいないと思う。

ちゃんとライティングをして、ちゃんと丁寧に現像をして、前撮りを超えるような当日フォトになった。


その日を象徴するような、何年後に見ても美しい、時を超える写真を撮ることを心がけている。



4枚目 クレイジーウエディングの挙式 / ring ring ring


これもクレイジーウエディングから。


遠距離恋愛のカップルで、いつも電話で連絡を取り合っていたことから、ring ring ringというコンセプトの式となった。


これは挙式台で、お互いの誓いの言葉を電話で伝え合うという素敵な演出。

これはその挙式台を使った、当日の前撮りの写真から。


事前ミーティングなどでは、ほぼ必ず「私たちは写真を撮られ慣れていないので不安です」や、写真映りが悪いので… と心配されますが、自分はいつもかなり細かく指示出しをしますし、何よりも撮影は楽しいので絶対に大丈夫ですよ!と不安を取り除くようにしている。


ウエディングの撮影で本当に重要なのは、二人にあったポーズを常に思いつく発想力と、ポーズを的確に指定すること。

そうすることによりお二人も安心して心を預けて頂ける。


ありふれた、誰もがやるようなウエディング写真のテンプレートのようなポーズはできる限り当てはめたくない。


二人のキャラクターをよく考えて、決して無理をさせず、二人らしさを写真に閉じ込めたい。


写真を最高のクオリティーで撮ると言うのは当たり前で、写真を見たお二人が、私達らしいと思っていただけることが重要。

自分がいつも言っているのは、お二人の人生で最高の日の美しいドキュメント写真を撮りにいくと言うこと。


勿論二人がやりたくない事はやらなくてもいいし、精一杯最高の1日を楽しんで頂きたいと思っている。


なお、当日の様子を東京カメラ部運営の方がまとめページを作って下さいました。

こちらをご覧ください。


http://tokyocameraclub.com/special/exhibition_2017/report_wedding.html


トークショーの様子(動画)はこちらをご覧ください。


あなたは、プロのカメラマンが友人の結婚式で撮って、

それほど素敵じゃないな… 自分が式を挙げる時はもっと素敵に撮ってもらいたい!

と思ったことはありませんか?

ご興味ある方は是非一度HPをご覧頂き、お気軽にお問い合わせ下さい!


思わず声が漏れてしまうような、圧倒的に美しい写真をお届けします。


全力でお二人のために撮影させて頂きます。

お二人や、ゲスト、ご親族の生き生きとした表情を捉える事に関しては、特に自信があります!


普通のただなぞるようなウエディングフォトではなく、他の誰のものでもない、お二人だけの1日の美しいドキュメント写真を撮影させて頂きます。


ご連絡お待ちしております!


撮影: 梅田厚樹 / trickser photography

撮影料金:128000円〜

当日後撮りロケーションフォト 40000円~

撮影依頼はこちから http://www.tricksterphotography.com

trickster wedding blog / ウェディングフォトグラファーの美しい撮影記録

モダンでおしゃれなセンスを持つウェディングフォトグラファー、梅田厚樹による結婚式撮影レポート。 持ち込みカメラマンとして、様々な会場での撮影レポートや、撮影に対する拘りを書いています。